桜が満開を迎えた4月3日、ハビタットのチャリティガラが赤坂プリンスクラシックハウスで開催されました。 

本年は、昨年末に逝去されたジミー・カーター元米大統領の思いをつなぎ、住まいの支援を推し進める気持ちを新たに、130名近くのサポーターにお集まりいただきガラを開催することができました。 

会の冒頭には、ハビタット・フォー・ヒューマニティ・インターナショナルのアジア大洋地域本部の地域統括を務めるサトウ・エリザベスさんによるご挨拶が行われ、続いて、日本の初代キャンパスチャプターメンバーであった渡邊真理子さんより、学生時代にチャプターメンバーと共に米国を訪問し、カーター元大統領にお会いした際のエピソードをお話いただきました。渡邊さんは、カーター元大統領が「一人のボランティア」として常に公平に接する姿勢が渡邊さんにとってボランティアとしての誇りとなり、ハビタット・ジャパンの立ち上げにボランティアとして尽力することができたそうです。その他にも、支援計画を進める児童養護施設「子どもの園」の和田直煕理事長にお越しいただき、現在ハビタットが取り組む「プレイグラウンドプロジェクト」についてお話しをいただきました。また、学生ボランティアがハビタットのボランティアとして国内外で活動する思いを伝え、ユースプログラムへの支援を募るなど、誰もが安心、安全に暮らせる世界を築くために取り組むハビタット・ジャパンの活動に触れ、理解を深めていただく機会となりました。

そして、チャリティプログラムの開始前には東京藝術大学の卒業生による琴と尺八によるライブパフォーマンスを披露しました。生ライブパフォーマンスを前に、参加くださった皆さまの気持ちは高まり、オークションをはじめとするチャリティプログラムは皆さまの積極的な参加により成功を収めることができました。その他にも、チャリティガラ開催に向けて多くのスポンサーの皆さまにラッフル(抽選会)の景品をご寄贈いただき、一夜にして300枚以上ものチケットを販売することができるなど、更なるファンドレイズにつなげることができました。こうしたガラの成功は、 ハビタットの理事であるダイアナ・タナカ、レジーナ・サラテ、リュウ・ガオ、セシリア・メリンと、シェリー・ハヤシからなるガラ委員会そして、ハビタット・ジャパンの献身的なスタッフにより成し遂げることができました。

チャリティガラで集まったご支援は、誰もが安心、安全に暮らせる世界を持てるよう取り組むハビタットの国内外での支援のために大切に使わせていただきます。本イベントにご支援をお寄せくださったスポンサーの皆さまをはじめ、ご臨席くださったサポーターの皆さま、そして開催に向けてご尽力くださった皆さまに心より感謝申し上げます