ハビタット・ジャパンの活動をご支援くださる株式会社リクルート住まいカンパニーと協働で、11月30日、ハビタット・ジャパンの学生支部に所属する学生向けに「動かす力ワークショップ」を開催しました。 近年ハビタット・ジャパンの活動に参加する学生団体の数は増え、非常に活発な学生支部ですが、抱えている課題があります。その一つが「企業との関わり方」です。ハビタットのビジョン実現を目指し、様々な企画を練り、世界の貧困問題や住居問題を国内で伝える役割を担う学生たちですが、自分たちが企画するイベント実施に企業の方の協賛をどう得ることができるか、それが一つの課題となっていました。そこで、様々な企画で新しい事業を手がけるリクルート住まいカンパニーのご協力の下、企業の方に学生がどのように働きかけることで共感を得、多くの人を「動かす」ことができるか、その課題を解決するための手助けになるようなワークショップの実施にご協力いただきました。 企業協賛を獲得するにはどのようなことに注意を払いプレゼンする必要があるのか、学生時代に1万人規模のイベントを実現した社員の方よりお話を伺い、そのメソッドを学びました。その後は、参加した学生28名がチームに分かれ、リクルート社から協賛を得るための企画を練るワークショップを行いました。5-6人で1グループとなり、リクルートの社員ボランティアが各グループにつき、与えられた30分という限られた時間の中で協賛を得るための企画を練りあげました。また、最も得票の高い企画を練ったチームは、リクルート住まいカンパニーの執行役員の方にプレゼンする機会をいただくことができました。企画に必要な要素だけでなく、企業が学生企画のどのような点に注目し、どのような時に心が動くのか、という感情的な面まで、幅広く様々な貴重な話を聞くことができ、スピード感溢れる充実したワークショップとなりました。 参加した学生からは「大変役に立つことがたくさん聞けました。今回のことをどのように自分たちの現状に落とし込むかがこれからの課題」といった学生らしく前を見据えた声や「自分たちが考えている時にも細かい部分までアドバイスをいただけたことに嬉しかったです。また、プレゼン中や企業の方と話す際に気を付けてる点も教えていただき、代表という立場にある身としてもとても参考になりました」といった感想を聞くことができました。本ワークショップに参加した学生が寄稿してくれた体験談はこちら。 ※ハビタット・ジャパンでは、これからの社会を担うユースリーダー育成をご支援くださる企業・団体を随時募集しております。詳細につきましては info@habitatjp.org までお問合せください。
【ユース】「動かす力ワークショップ」を実施
2016/12/09