海外建築ボランティアプログラム(GV:Global Village program)への参加を検討中の方々から、「活動地を選びたいのですが、どこの国が今一番支援を必要としていますか?」と質問を受けることが多々あります。今年の夏シーズンを前にして、同様の質問が最近も寄せられていますが、その答えは明確。「今年の夏のボランティアは、ぜひスリランカと、フィリピンで!」
特に、26年間続いた内戦からやっと立ち上がり、避難先から帰還する人々の再定住が進むスリランカでは、ハビタット・ジャパンも2011年から2年間に渡って直接支援をしてきました。継続的に支援した村では、定住する場所や住まいを手に入れるだけでなく、設置したトイレや井戸でより良い衛生環境が整い、家の周りには花や野菜が植えられ、ついに電気も開通しました。今後もスリランカ各地で再定住がさらに進んでいくにあたり、ハビタットでは3000軒の住宅建築の要請を受けています。
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また、去年11月に巨大台風ハイエンの被害にあったフィリピンでも、被災者の住環境改善を支えるための活動が続いています。海外からのボランティアもこの活動に参加してほしいとの要請を受け、ハビタット・ジャパンも日本からのボランティア派遣を開始します。
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◆関連情報
2014.04.10【スリランカ北部 第32報】進むサンナール村の定住支援
2014.03.20【フィリピン第8報】支援の3本柱:ご支援ありがとうございました。