滋賀県守山市にある立命館守山高校では、「国際人」を育成する実践的な教育プログラムとして、高校3年生全員が参加する海外研修を実施しています。そのプログラムのひとつとして、2012年より日本の高等学校で唯一、高校生チームをハビタットの海外建築ボランティアプログラム(GV: Global Village Program)へ送り出しています。
立命館守山高校では、このプログラムの一環として、グローバル教育を実践する際に活用できる作品のコンクールである「JICAグローバル教育コンクール」に生徒の作品を応募しています。2012年度は、「佳作」に選ばれた作品があった他、学校として「団体奨励賞」を受賞しました。そして、2013年度の活動でも、再び「団体奨励賞」を受賞。高校生によるGV活動への参加が、世界が抱える様々な問題を若者が自分の問題として捉え、解決するための一助を担う力を育成する機械に繋がっている、ということが現れた結果となりました。
その他にも、東京工業大学とユネスコバンコク事務所が共催で行ったe-コンテスト「より良い未来のためのスキル(英題"Skills for a better life")」において、GV活動を題材に立命館守山高校が応募した作品が奨励賞を受賞しました。教育を念頭においた立命館守山高校によるGV活動が、批判的・創造的思考力、コミュニケーション力、自制心や異文化理解などを養う革新的な取り組みとなっていることが高く評価されました。受賞作品はこちらからご覧いただけます。
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