今年一番の寒波に包まれた2月4日、東京女学館中学校に通う3年生5名がハビタット・ジャパン事務局を訪問してくれました。私たちが、東京女学館中学「社会貢献学習」の受入れを行うのは、今年で3回目です。「社会貢献学習」の一環として、生徒たちは日比谷公園で毎年開催される日本最大級の国際協力イベント「グローバル・フェスタ」を訪れ、様々な団体の出展ブースを見て歩きます。そして、興味を持った団体に対して、学習機会とボランティア受入れのお願いを自分たちでするのです。
当日の学習では、私たちにとって当たり前の日常が送れない人たちがいる世界の現状を、クイズ形式で学んでもらい、ハビタットがなぜ住宅支援の専門団体として活動しているかについて理解を深めてもらいました。午後からのボランティア活動では、2月末に関西のハビタット・ジャパン学生支部(CC: Campus Chapter)が開催する予定の写真展の準備や、名刺の整理をお手伝いしてもらいました。
生徒5名に、なぜハビタットを訪問団体として選んだのか質問したところ、リーダーの葛城さんは、「グローバル・フェスタの出展ブースが大学生で活気に溢れていて、実際に話を聞いて面白そうに思えたのでお願いしました」と答えてくれました。
元気一杯の中学生5人組は、ボランティア活動の予定を1時間以上も超えて作業を手伝ってくれました。そして、最後に「訪問を通じて自分たちの生活の有り難さを実感しました。私たちも、ボランティアの機会があればまた参加してみたいです。」 笑顔でそう言いながら、降り始めた雪の中、帰路につきました。
東京女学館中学校の皆さん、長時間にわたる学習、お疲れさま。そして、お手伝いをありがとうございました。近い将来、またお会いできることを楽しみにしています。
◆バックナンバー
2011.02.02 東京女学館中学校生、ハビタットで「社会貢献学習」!
2010.02.03 東京女学館中学校生、ハビタットで「社会貢献学習」!
東京女学館中学校生、ハビタットで「社会貢献学習」!
2014/02/04