11月19日、西宮市市民交流センターにおいて、今年度第2回目の「ハビ研」(ハビタット国際NGO研究会)を開催しました。
今回のテーマは、「国際NGOハビタット・フォー・ヒューマニティを知る」。全3部構成で、第1部では、災害発生時にハビタットが被災地での緊急支援を決定する際のルールや基準、またその後、現地で実際の支援活動を開始するまでのプロセスなどを、ハビタットの組織構成も踏まえながら学びました。続く第2部では、主にアメリカのユースプログラムを紹介。1,000以上の大学にハビタットの学生支部があると言われるアメリカでは、5歳から関わることのできるプログラムもあるなど若者の参加が活発で、大学生が中心である日本のユース活動に新たな視点を提供しました。
最後に第3部としてワークショップを開催。第1部を通じて理解した、ハビタットの理念に沿った支援の決定プロセスを日本のユースプログラムにも当てはめ、ハビタットの活動を日本から盛り上げようとする若者の取り組みを、さらに広げていくためのアイデアを出し合いました。ハビタットが組織として大切にしていることやハビタットらしさとは何かについて改めて考え、参加者は、世界の貧困住居をなくすという共通の目的を意識・確認しながら、協力してそれぞれの活動に取り組んでいくという気持ちを共有する機会となりました。
次回は来春3月頃の開催を予定しています。ハビタットや国際協力の活動に関心のある方、是非参加下さい!
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2011/11/24