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【熊本地震 第15報】すまいサポートを通じて、住民に寄り添う

KumamotoDR2016a (3).jpgハビタット・ジャパンが支援を行う西原村では、震災から3ヵ月が経ち、住民の方の抱える問題は多様化してきています。その中で、住まいの問題を専門とするハビタット・ジャパンのスタッフが中心となり6月から立ち上がったチームが「すまいとくらしのサポートチーム(すまいサポート)」。住民の住まいに関するお悩みに応えるチームです。地震の揺れで扉が開かなくなってしまった、瓦のずれによる雨漏りで天井にカビが生えてきている、地震後の水害で宅地がどんどん崩れているなど、住まいの構造的な相談や住宅再建に関する制度まで、様々なお悩みを解決するためのサポートを行っています。

西原村災害ボランティアセンターが発行をしているフリーペーパー「できるだけ週刊DOGYAN」は住民の「どぎゃんしたらよかやろか(どうしたらいいの?)」という声に応えるための情報誌。これを配布しながら、西原村の一軒一軒のお宅を訪問し、それぞれのお宅が抱えるお悩みを伺っています。訪問しながら、「こんなちょっとしたこと、お願いしていいの?」「誰に相談していいか、わからない...」などと困っている方がいたときには、その場でできることはすぐに取り組み、すぐに対応が難しい場合でも解決に向けて取り組むことがすまいサポートの仕事です。

仮設住宅への入居が進む一方、被災した住宅に住み続ける方や避難生活を未だ続けている方の中には、「このままこの家に住み続けられるか心配」「自宅の解体をすべきかどうか悩んでいる」「安全に暮らすために最低限どこを修理したらいいのか」そういった悩みや不安を抱き、前に進むことが難しいという思いを抱えていらっしゃる方が大勢います。そういった住宅の構造面に不安を抱える住民の方には、ボランティアとして来てくださる建築士や土木関係の専門家などと協力をしながら、住宅再建に関するアドバイスができるよう、住民と専門家をつなぐ役割を果たしています。

DOGYANa.png仮設住宅への入居が進む一方、被災した住宅に住み続ける方や避難生活を未だ続けている方の中には、「このままこの家に住み続けられるか心配」「自宅の解体をすべきかどうか悩んでいる」「安全に暮らすために最低限どこを修理したらいいのか」そういった悩みや不安を抱き、前に進むことが難しいという思いを抱えていらっしゃる方が大勢います。そういった住宅の構造面に不安を抱える住民の方には、ボランティアとして来てくださる建築士や土木関係の専門家などと協力をしながら、住宅再建に関するアドバイスができるよう、住民と専門家をつなぐ役割を果たしています。

すまいサポートが活動を行う上で大切にしていること、それは住民に寄り添う心。住民の方々の何気ない言葉にも耳を傾け、「共に歩む」姿勢で話を聞くことで信頼関係を築き、本当に困っていることを打ち明けてもらえるよう努めています。


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