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【熊本地震 第3報】ハビタット・ジャパンの支援計画

20160509 (1).jpg熊本地震が発生してから間もなく1ヵ月が経ちます。

熊本県阿蘇郡西原村では、11日(水)から村の小・中学校が再開され、暮らしの再建に向けて一歩ずつ前に進み始めています。しかしながら、今もなお計6ヵ所の避難所で約650名の方が避難生活を続けています。この数は車中泊の避難者数を除くため、実際にはこれ以上の方が避難生活を余儀なくされています。

ハビタットが運営のサポートにあたる西原村災害ボランティアセンターには、日本全国から集まるボランティアだけでなく、ボランティアによるお手伝いを必要とされる被災者の方が連日センターを訪れます。ハビタットのスタッフも人手が足りないときは受付をサポートし、ニーズの聞き取りを行うことも多くあります。その中には、「家から荷物を運び出したいけれど、一人では何かあったら困る。ボランティアの方に外で見ててもらえないか」、「体が不自由なので、家の片付けをするのが難しくて。どなたかお手伝いにきていただけないですか」など、再建に向けてボランティアの助けを必要とする声が届きます。

20160509 (5).jpgハビタットはこれまでの約1ヵ月近くの活動を通して、熊本地震緊急支援にあたる期間を約100日と定め、「Youth for Kumamoto」プランを策定しました。これらのプランの元、ハビタットは以下3つの支援に取り組んでいきます。

1. 災害ボランティアセンターにおける運営サポート
2. ハビタット・ジャパン学生支部(キャンパスチャプター)による被災地での活動をサポート
3.住宅再建に関わる情報提供のサポート


これまで培った経験を生かし、現地でのボランティア動員を通じて被災された家族、そして地域が抱える住まいの問題に取り組んでいきます。また、キャンパスチャプターを被災地に派遣することで、若者が被災地に赴き、現地で見ること、知ること、そしてボランティア活動にあたる経験を、彼らが担うこれからの社会に生かしてもらいたいと考えています。このプランにもとづき、5月7日から2日間、大分県を拠点に活動する立命館アジア太平洋大学Habitat APUのメンバー5名を西原村に動員しました。

これらの支援は、アルワリード財団をはじめ、企業や団体、個人の皆さまからお寄せいただいたご支援のもと取り組んでいます。一日も早く、一世帯でも多くの家族が安心して暮らせる場所を取り戻せるよう、ハビタットは引き続き西原村の役場や社会福祉協議会、その他の支援団体、キャンパスチャプターのメンバーをはじめとするボランティアと連携し支援に取り組んでまいります。

◆ご寄付のお願い:熊本地震被災者支援に取り組むハビタット・ジャパンの活動にご賛同いただける方からのご支援、心よりお待ちしています!ご寄付はこちら

◆ バックナンバー
2016.04.26 : 【熊本地震 第2報】現地からの報告(2)
2016.04.25 : 【熊本地震 第1報】現地からの報告(1)

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