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活動報告・お知らせ
【フィリピン第3報】ギンサウゴン村の今
2006年、ハビタット・ジャパン初の「Japan Hope Builders」チームが、フィリピンのレイテ島南部、セントバーナードに位置するギンサウゴン村(Guinsaugon)に入り、当時発生した地すべり被災者の生活再建を支援するため、住居建築活動を行いました。(活動報告はこちら)
11月8日に発生した台風30号が、レイテ島に壊滅的な被害をもたらしたとの報道を受け、この活動に参加された方々の多くからご心配の声を頂戴いたしました。現地への確認を行ったところ「被害は最小限に抑えられた」との報告が入ってまいりましたのでお知らせいたします。一部の家の屋根が損害を受け補修が必要なほかは、ハビタットが建てた家に住む家族の暮らしは安全が保たれている状況にあります。
しかしながら、レイテ島では中心部のタクロバンを含め広い地域が壊滅的な被害を受け、多くの方が水や食べ物、医療、また安心して過ごせる場所を必要としている状況にあります。ハビタット・フィリピンは、被害が大きかった地域の一つ、セブ島西部に位置するバンタヤン島に入り、シェルターを必要とする被災者に緊急支援キットの配布を開始しました。
今後、30,000個の住居修繕キットと50,000個のクリーンナップキットの配布を行い、400,000人の被災者を支援していくことを目指しています。また長期的には、被災者の生活再建を目指したコア・ハウスの建築を計画しています。
ハビタット・ジャパンでは、この台風被災者支援のため、寄付を募っています。少しでも早く、一人でも、一世帯でも多くの方が安心して暮らせる場所を取り戻せるよう、皆さまのご協力をお願いします。
【バンタヤン島】緊急支援キットを船でバンタヤン島に運び、配布を開始
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◆ バックナンバー
2013.11.13 【フィリピン第2報】ハビタットによる支援プラン
2013.11.12 【お知らせ】フィリピン台風30号「ハイエン」 被災者支援を開始