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【スリランカ北部 第8報】建築作業が本格化、住民も積極的に参加

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doorsofhope_waddakandal_mosuque_20111026.jpg紛争帰還民に対する再定住支援プロジェクト「DOORS OF HOPE」を実施するワッタカンダル村は、マナー県の南東部に位置する人口約900名(250世帯)の村で、同県では比較的大きなコミュニティです。この村では、昨年から避難生活を行っていた人々が帰還を開始して以来、すでに小学校、食堂、売店や生活雑貨屋、また住民の大多数を占めるイスラム教徒のためのモスク(右写真)なども建てられ、帰還民の再定住が着々と進んでいます。
 
現地では、9月中旬から本格的にコアハウス70軒の建築が始まりましたが、10月に入り北部地域は雨期に突入。断続的ににわか雨が降るようになり、度々の作業中断に辛抱しながらのプロジェクト運営です。
  
doorsofhope_waddakandal_ainurya_20111026.JPGそんな中、これから長い間住む家を「自分たちで建てた」と言えるように、ホームオーナーたちは積極的にスウェット・エクイティに取り組んでいます。現場では、土台基礎部分(深さ30cm・面積49平方メートル)の穴掘り作業をたった1日で終わらせたホームオーナーや、力作業が困難な女性だけの家族に手を差し伸べて手伝うホームオーナーの姿などが見られ、彼らの意気込みと支え合いの心が形となって表れてきています。ホームオーナーの一人であるアイヌリア(Ainurya)さんは、「きちんとした、安心できる家に住める日を心待ちにしています」と、息子のナリーン(Naleen)さんと一緒に力強く鍬を振り下ろしていました(左写真)。
 
現在、建築作業は、約20人の石工を動員しながら基礎土台部分から屋根部分手前までの工事に着手。10月末には10世帯で壁のセメントブロック積み上げが完了する予定です。
 
 
◆支援状況/現地リポート
2011.09.19 【北部 第7報】DOORS OF HOPE:100軒完成を目指して
2011.09.01 【北部 第6報】ホームオーナー入居開始!希望のドアを叩いて
2011.07.21 【北部 第5報】ハビタットハウス完成!それぞれの未来に向かって
2011.07.16 【東部 第3報】住居修繕キット配布完了、約1,000人を支援
2011.06.26 【北部 第4報】紛争帰還民の現在(2)
2011.06.25 【北部 第3報】紛争帰還民の現在(1)
2011.06.18 【北部 第2報】自分で未来「建て」直す!スウェット・エクイティ
2011.05.16 【東部 第2報】ニーズを再調査、住居修繕キットをアップグレード
2011.05.16 【北部 第1報】紛争帰還民支援、ホームオーナー選定を実施
2011.05.02 【東部 第1報】水害被災者への住居修繕・シェルター支援を開始
2011.04.18 【スリランカ】紛争/水害被災者支援がスタート!支援募金受付開始

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