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【インドネシア第2報】 復興に向け、住居建築開始

スマトラ島沖大地震被災者支援
 

 
2009年9月30日、マグニチュード7.6の地震が西スマトラ州パダン市を襲いました。地震はパダン市一帯をほぼ壊滅状態に追い込み、死者1,100人以上、被災住居数20万軒を超す大惨事となりました。
 
ハビタットは、緊急支援を継続すると同時に、パダン市から80km離れたコド・ガンティン村(Kudu Ganting Village)において、最初の10軒の建築作業を開始しました。コド・ガンティン村は、存在する200数世帯すべてが全壊または一部損壊という壊滅的な被害に見舞われました。
 

 
スマトラ支援全体としては当面の間、100軒の建築を目指します。住居の広さは21?、トイレ付きで耐震性を備えた構造です。これは、2007年のジャワ島中部大地震被災者支援の際に考案したモデル(右図参照)で、インドネシア政府による公認を得ています。
 
現在、支援の流れは、緊急から復旧・復興段階へとシフトしています。ハビタット・インドネシアもこれに対応して、総額US$6.5 millionドル(約6億円)、住居軒数にして2,500軒という大規模な支援を計画しており、可能な限り早期の実施を図っていきます。なお、この計画は、住居の建築・修繕だけでなく、公共水道の整備やCash-for-work(被災者が瓦礫撤去等を行って生活費を得る)プログラムを含むなど、被災者の生活再建に配慮した内容となっています。
 
ジャワ島西部沖大地震被災者支援
2009年9月2日、マグニチュード7.3の地震により、81人が死亡、21万人が家を失いました。
ハビタットは、バンドン県パンガレンガン郡において、1,000世帯に対する住宅の修繕支援を行っています。
 
ジャワ島における支援についても、緊急期を脱しつつあります。ハビタット・インドネシアは、耐震住居1,000軒の建築を予定しており、すでに現地では建築作業が開始されました。
 
◆ バックナンバー
2009.10.03 「インドネシア・スマトラ島&ジャワ島西部沖大地震」被災者支援を開始

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