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「サワディー☆ハビタット」増刊号:いってきました、ウドンタニ!

サワディー! 日本のみなさまお変わりありませんか?

とうとう、8月に皆さんをお連れするウドンタニへ行ってきました!!現地の情報をたくさんGETしてきましたよ。そこで今回はサワディー増刊号と題して皆さんがお持ちの「ウドンタニってどんなところ?」って疑問をどんどん解決していきたいと思います。


●街の雰囲気

200706131032-1.jpg ウドンタニの街はラオスとの国境近く、東北部の農業中核都市です。バンコクと比べると人も車も少なく、中心部から離れると緑の耕作地が一面に広がっています。夕方になればナイトマーケットが始まり、色とりどりのタイ料理に、お菓子、果物、お土産もの、洋服や雑貨が屋台にところ狭しと並べられ、会場中が活気に満ちあふれていました。またウドンタニは、ベトナム戦争当時アメリカ空軍の基地の町として急速に発達した土地として知られ、今はその面影は少なくなったものの、道路や空港の規模が大きく今後の発展が期待されています。


●貧困の状況

200706131032-2.jpg  「ウドンタニの約34%が貧困層だ」といわれています。現地新聞報道によればウドンタニのある東北部はタイの中で最も平均世帯収入が低い地域です(月収平均1.1万バーツ)。この数字はバンコクを含む首都圏(月収平均3.3万バーツ)と比べると1/3であり、8月に皆さんに建てていただく家のホームオーナーの世帯所得0.7万バーツとあわせて判断しても、いかにウドンタニへの支援が必要となっているかがわかります。
【参考】 1.00 タイ バーツ (THB) = 3.7359 日本円 (JPY)  2007年6月12日現在


●ウドンタニアフィリエートの雰囲気

  ウドンタニはタイで初めてのアフィリエートが出来た場所。今から9年前の1998年以来、ウドンタニでは531軒の低価格で安全、丈夫な住宅を建築してきました。海外建築ボランティアの受け入れ経験も豊富で、まさにホスティングのプロです!世界各地からやってくるボランティアに、限られた期間内でどうやったら最高の思い出を作ってもらえるのか、ウドンタニのスタッフはそれを熟知しています。みなさんもきっと彼らと共に笑顔の絶えない充実した9日間を過ごすことが出来ることでしょう。


●今回のチーム

  今回私がウドンタニを訪れたのは、大阪インターナショナルスクールからのボランティアチームを迎えるためでした。卒業旅行を兼かねてハビタットの建築プログラムに参加してくれた彼らは、この日のために学園祭などでファンドレージングを重ねており、まさに念願かなってのワーク。そんな彼らは高校生チームともあって、元気いっぱい!ワークのはかどりも段取りもとてもよく、あっという間に一軒の家を完成!やり遂げた充実感にあふれた笑顔はとても素敵でした。また、一日のボランティアが終盤に差し掛かるころがちょうど学校の下校時間と重なっていたこともあり、たくさんの地域の子どもと触れ合うことが出来ました。大阪チームの皆は持ってきたボールやフリスビーで子どもたちと一緒になって遊んだり、タイ語の会話帳を片手に話しかけてみたり、観光では味わえない楽しいひと時でした。
 
 
●エピソード

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  いよいよワークも最終日。ハビタットではボランティアチームとホームオーナーのために「デディケーション」という落成式を行います。そこではチームからホームオーナーへ、「家の鍵」のモチーフが手渡され、今後の家族の幸せと健康を願います。また今回はホームオーナーからもステキな贈り物が。ボランティアの腕に幾重にも巻かれた白い糸。これは旅の安全とこれからの幸福を願う、タイ地方伝統の風習だとか。ホームオーナーはもちろん近所のおじいさんおばあさんから、一人ひとりの腕に巻かれる感謝の想いは、とても感動的な一幕でした。

ウドンタニの魅力はここではとても書きつくせません。あなたも是非、その目で肌でここの空気を感じに来てみてください。今年、忘れられない夏をハビタットと。

★ ジャパン・ホープ・ビルダーズ タイ建築ボランティア9日間の詳細はコチラから。

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