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活動報告・お知らせ
インターン清水慶子の「サワディー☆ハビタット」
日本のみなさま、サワディーカー!
私は今バンコクのハビタットオフィスでこの文章を書いています。
ハビタット・タイランドでインターンをはじめて3週間。普通の旅行やGV(短期建築ボランティア)だったらとっくに日本に帰って楽しかった思い出話をしている頃、私の挑戦はまだ始まったばかりです。タイで暮らし働き学ぶ。これからその様子をみなさんに生き生きとご報告したいと思います。
インターン先のハビタット・フォー・ヒューマニティ・タイランドは、タイにおけるハビタットのナショナルオフィスです。毎日30名近いスタッフが貧困住居撲滅に向けて働いています。「微笑みの国タイ」とはまさにそうだと思うくらい、ここで私はすごくよく接してもらっていて職場はいつも笑顔が絶えません。
スタッフの中には日本のGVチームのコーディネートをした人も多く、口を開くたびに「日本のチームはどれもいいチームだった。忘れられない大事な思い出だ。」と話しています。私がこうして良くしてもらっているのも、ハビタット・ジャパンが培ってきたタイとの協力関係やGVチームの頑張りがあってこそで、私はその恩をうけているんだなあと日々感謝しています。
私のオフィスでの仕事は日本語PR担当です。なんと「Japanese CSR Officer」というビッグな肩書きをもらうことになって、在タイ日系企業や日系コミュニティーにハビタットを支援してもらうための日本語マテリアルを作ったり、今後は企業に出向いてのプレゼンや日本人ボランティアチームのコーディネートなどをしていく予定です。学生インターンとして受け入れてもらいながら、思った以上に責任のある役割りを担っていることに正直不安もあります。迷ったり焦ったりも。でも、そんな時いつもこう問いかけています。
「この仕事の先に、プレッシャーの先に何があるのか。」
それは、貧困から適切な生活環境で暮らせていない人に住宅建築のための無担保・無利子ローンをうける機会を提供して、自立する道を見出してもらうこと。
それは、将来平和構築や開発援助の世界で働きたいという夢に向かって学生時代にできる精一杯の挑戦をし、私にしかない経験をつむこと。
そしてそれは、日本で今後NGOや市民運動に従事することがキャリアとして受け入れられ、生活が成り立ち、捨て身でない充実した人生が送れるように日本社会の社会貢献に対する意識を変える術を学ぶこと。
こうやってすべては繋がっていくんですよね。私はぽつんとここにいるんじゃない。苦しいことにも、きっと収斂していく先があって、そこがあればやっていけるんじゃないかと、そう思います。
来月からはいよいよ日系企業に向けてのアプローチを開始します。そのために今はハビタット・タイランドのこと、裨益者となるコミュニティーのことを少しでも多く知っていきたいと思っています。その様子も逐一みなさんにお伝えしていきたいと思っているので、ぜひご期待ください!
では、また。
ラーコーン、サワディー