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jpflogo_20110516.jpg4月中旬、スリランカ東部のバティカロア県(Batticaloa)で住居修繕事業が始まりました。スリランカでは今年1月・2月にモンスーンによる洪水が発生、東部や北東部を中心にスリランカ全土で125万人が被災しました。ハビタット・ジャパンは現在、ジャパン・プラットフォームの助成の下、ハビタット・スリランカと連携して支援を行っています。
   
shelterkit_20110502(1).jpg5月2日、マンムナイ西郡(Manmunai West)カタパンカーニー村(Katparnkerny)で修繕活動を実施しました。ホームオーナー家族はカンダイア(Kandaiah)さん一家。子供が4人(2男2女)の6人家族です。カンダイアさん一家は、農業で生計を立てていましたが、この水害により田畑(米、緑豆、キャッサバなど)は壊滅的な被害を受け、秋までは農耕を始めることもできません。今は、手持ちのヤギや鶏などの家畜を売ってやりくりしていますが、収入は1日100-400ルピー(平均250ルピー、約200円)ほど。家は、洪水によって押し流され、また流されずに済んだ建物も完全に浸水。現在は、木々や泥土に緊急支援で配布された資材などを織り交ぜた急場しのぎの建物(左写真)で暮らしていますが、「雨は入ってきてしまうし、寝ているときも蚊や害虫、ヘビやサソリの侵入が怖い」(カンダイアさん)という状況に置かれています。     
   
ハビタットは、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現に向け、長期的な支援活動を行っていきます。
 
 
◆支援状況/現地リポート
2011.04.18 紛争/水害被災者支援がスタート!支援募金受付開始