6月2日、今年3回目の「ハビびと集会」を開催。前回（4月）の春の陽気とは打って変わり、梅雨の到来を思わせる雨の中でしたが、30名近いハビびとが集まりました！
　
今回は、「My Habitat Story：私がGVを通じて得たもの」と題し、タクサトーン・ニット（Taksatorn Nit）さんがプレゼン。初めてハビタットの海外住居建築活動（以下、GV）に参加して以来、10年にわたるハビタットとの関わりを紹介してくれました。ニットさんは、香港生まれの25歳。台湾、タイ、アメリカで学生時代を過ごし、現在は日本で勤務しています。15歳の頃、ハビタット・タイを通じてフィリピンGVに参加。GV期間中、ホームオーナー家族（住居支援を受ける家族）の家にホームステイしながら活動するという珍しい体験やその際の感動秘話、またGVに参加して何を得、それがどう自身の現在につながっているのかを語ってくれました。GV経験者にとって共感できる点が多かったばかりではなく、GV未経験者にとっても、GVへの思いを新たにするお話となったようです。
　
twp_201006.jpg後半は、まず、今年10月にネパール・ポカラで開催される「エベレストビルド」について事務局より紹介。Everest Build は、ハビタット・ネパールが今年10周年を迎え、また今後3年間で5,000軒もの世帯に対する支援を行っていく門出として開催されるスペシャルGVであり、500人以上のボランティアが世界中から集まって50軒の家を建てます。ニットさんによる熱のこもったプレゼンの後ということもあり、会場からはぜひ参加したいとの声が多く聞かれました。その他、ハビタットが実施しているハイチ大地震被災者支援の近況報告、国内住居建築プロジェクト「里山長屋暮らし」やパネルディスカッション「中田宏・前横浜市長×ハビタット・ジャパン」の案内などを行いました。
　
そして最後は、ボランティアスタッフKristiさんとのお別れ会。Kristiさんは、来日以来3年間という長い間、インターナショナルスクールの先生という多忙な日々の傍らで「ハビびと集会」の運営を支え続けてくれました。Kristiさんが残してくれた最後のメッセージは「Keep Building」。学校の先生らしく、何よりも続けることの大切さを伝えてくれました。
　
次回の「ハビびと集会」は、8月上旬の実施を予定しています（※ 詳細は、HP等でお知らせします）。ハビタットの活動や国際協力に関心のある方ならどなたでも参加できますので、ぜひ足をお運びください。
◆次回の「ハビびと集会」
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▼開催日時（予定）
2010年8月4日（水） 19:30-21:00　　※ 詳細はHP等でお知らせします。
▼ACCESS
Ben's Cafe（高田馬場）
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ハビタット・ジャパンでは、「ハビびと集会」開催のご案内メールをご希望の方に配信しています。ご希望の方は、info@habitatjp.org までご連絡ください。
　
◆ハビびと集会とは？
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ハビタット・ジャパンが定期的に開催する交流スペースです。ハビタットやハビタット・ジャパンが行う活動の報告、最新情報の紹介などを含め、ハビタットの活動に参加した経験や関心のある「ハビびと」（目的ある旅人）たちが気軽に情報交換を行うアットホームなカフェ・イベントです。
参加するだけの観光旅行では物足りない...。そんなあなたにオススメ！ハビタットに関わったことのない方も大歓迎です！是非、お友達をお誘いの上、ご参加ください。
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◆ 過去の「ハビびと集会」
≫2010年　4月 ハビびと集会
≫2010年　2月 ハビびと集会
≫2009年12月 ハビびと集会
≫2009年11月 ハビびと集会