4月26日、クレプトにおいて20軒の住居建築が始まりました。クレプトでは、被災直後から支援を開始、瓦礫の撤去作業を行ってきました。現在36軒の建築を計画しており、瓦礫の撤去が完了した地域から建築作業に取り掛かっています。クレプトは、タルカ(チリ中部の都市、首都サンティアゴから南へ300km)の北西80kmの位置にある都市で、地震により住宅の70%が倒壊する等の深刻な被害を受けました。
 

【写真左】 土地の地ならし  【中央】 壁の備付け  【右】 屋根の取付け
 
建築する住居は、現在ハイチで計画している住居とほぼ同様の規格を採用し、広さも18?(チリの一般的な5人家族が生活できるスペース)を備えています。現場では、チリ政府軍から派遣されたチームが建築作業に従事しており(今後も増員予定)、政府との連携を図りながら被災地の回復を進めています。
   
◆ バックナンバー
2010.03.13 緊急支援(瓦礫撤去、緊急用テント配布)を開始
2010.02.28 チリ大地震、ハビタット調査チームが現地入り