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今週、住居修繕キット8,000セットがハイチに到着します。これらは、アメリカやハイチの隣国ドミニカ共和国で、多くのハビタット・ボランティアの尽力により準備されました(≫その様子はコチラ)。
 
ハビタットは、住居修繕キットの配布を緊急支援として位置づけ、まず10,000セットの配布を計画しています。現地ではすでに配布が開始されていますが、今回の8,000セット到着により、より大規模な配布が可能となります。また、今後についても、赤十字社がキット12,000セット、国際NGO・CAREが1,000セット分の資金拠出を決定、より一層の支援拡大が期待されます。
 
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■ハビタットボランティアによる住居修繕キット準備の様子
■住居修繕キットのために列をなす様子とキットを受け取った被災者
 
またハイチでは、現地の建築士30人が、地震による倒壊を免れた住居について、今後も居住可能かどうかを診断するための調査を開始しました。評価は、
(1) 安全
(2) 安全ではないが修復可能
(3) 危険かつ修復不可能
の3つの基準で行われ、まず(1)と判断された被災者から帰宅・帰還を促します。この調査は約6,000世帯に対して行う予定です。
 
同時に現地では、簡易住居のテスト建築も開始しています。ハイチでは厳しい雨期が刻一刻と迫ってきており、家を失った世帯に対する支援として迅速な対応が求められています。
 
◆ バックナンバー
2010.02.17 ハビタットの住居デザイン
2010.02.10 ハイチ支援の流れ
2010.02.05 住居修繕キットの配布を開始
2010.01.26 ハビタット・リソースセンター(HRC)の設置
2010.01.22 ハビタットによる緊急支援プラン
2010.01.14 「ハイチ大地震」被災者支援を開始