9月1日、一般募集チーム「Japan Hope Builders09-1」がタイ/バンコクでの活動を終了しました(*1)。今回、建築作業を行った4日半のうち、初日以外は朝夕どこかで雨(時に豪雨)に見舞われるというコンディションの中、全国各地から集まった15名(大学生14名、社会人1名、+添乗員1名、そのうちハビタットの活動経験者も2人参加)が、限られた時間の中で素晴らしいチームワークを発揮して、当初予定していた全作業を完了させました。

【写真左から】 作業初日、土台作りのための砂利運び、床へのコンクリート流込み
初めて会った参加者同士の共同作業ということで、初日は多少の戸惑いや緊張などもありましたが、最初の作業である土台作りのための土運びが始まると瞬く間に団結力が生まれ、作業も予想以上にスムーズに進みました。作業2日目の午後には、建築サイトから15分程離れた地元小学校を訪問。待ちに待った異国からのゲスト訪問だったようで、約50名の生徒から熱烈な歓迎を受けました。年長の女の子たちが可愛いおめかしをして、事前に準備していたダンスを披露してくれたり、現地のゲームを教えてくれたり、その後、ムカデ電車や大縄跳び、おりがみなどをして、あっという間でしたがとても充実した交流時間を過ごしました。
                            【写真左から】小学校にて子供たちと折り紙遊び、子供たちと大縄跳び
3日目以降は、時折の突如として降る大雨の中、既に仕上がった屋根の下、セメント作り、レンガ積みを中心に外壁を仕上げる作業を着々と行い、夜はホームオーナーやお世話になった大工さん、現地のハビタットスタッフ達に渡すための折鶴作りも行いました。そして、4日半という短い日程と、連日の大雨の影響もある中、土台そして壁4面を完成。家の骨格をほぼ完成させることが出来たことは非常に大きな収穫で、ホームオーナー家族が入居できるのももう間もなくとの報告を受けています(*電気水道の配管、トイレ設置などあと2?3週間程度の細かい作業が必要)。
最終日は外壁の最終仕上げを行い、午後には、ハウスデディケーション(家の贈呈式)、そしてホームオーナー家族とのお別れパーティーを行いました。壁にはホームオーナー家族からの希望もあり、メンバー全員の名前を刻みました。
                            【写真上段左から】 外壁のコンクリート作り、外壁のためのレンガ積み、内壁のコンクリート塗り
【写真下段左から】 外壁にメンバーの名前を刻み・・・、ホームオーナーの赤ちゃんと一緒に、ホームオーナー家族、大工さんと一緒に
*1) 今回の住居建築活動にご支援いただきました株式会社コスモスイニシアご有志一同、ハウスサポーター(3組)の皆様には厚く御礼申し上げます。
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★次回募集について: 一般募集チーム「Japan Hope Builders」は、来春(2?3月頃)の募集を予定しています。詳細は決まり次第、HPにてご案内します。普段は個人で参加するのが難しいハビタットの海外住居建築活動(GV)。あなたの参加をお待ちしています!
★バックナンバー(過去の活動リポート)
≫2009春 Japan Hope Builders 09-1 活動終了!
≫2008夏 Japan Hope Builders 08-1 活動終了!
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