現在、ハビタット・ジャパンのオフィスでは多くの学生が夏休みを利用して活躍しています。その中、今回オフィスで活動をしているメンバーをもっと知るためにインタビューしてみました。そのメンバーを紹介します。(学生ボランティア ゴメス・ケイコ、下平 瑠衣)
【なぜハビタットに興味を持ったのですか?】
 彼女達は学校のインターンシップや事務ボランティアとして事務所で活動しています。そのほとんどの人が、多くの団体の中でもハビタットは国際的にボランティア活動を行っているという理由で、ハビタットで活動することを決めたようです。しかし奥村さんの場合は、もともとキャンパスチャプター(ハビタット学生支部)に所属していたことがきっかけだそうです。そして下平さんの場合は建築学科で勉強中のため、ハビタットが建築活動を行っていることに惹かれてオフィスボランティアを始めたそうです。

【オフィスでの様子】
 オフィスボランティアの内容は、一般的な事務(文章の作成や通訳など)とほぼ変わりませんが、彼女達はオフィスの人と交流しながら楽しくやっています。少人数のオフィスなので、少しでも役に立てるようにみんな頑張っています。
リ・ス ゴメス・ケイコ 
リ・ス ヘ                    ゴメス・ケイコ                
(19歳、アメリカの大学、韓国出身)   (20歳、テンプル大学、ペルー出身)  

【皆さんにとってのボランティア活動とは?】
 ハビタットの一員になることで、ボランティア活動とはどのようなものかを初めて理解できたメンバーもいれば、以前から様々な形でボランティア活動に関わってきたメンバーもいます。後者のメンバーは、高齢者、障害者、貧しい国の子供への支援を行ったことがきっかけで、ボランティアに興味を持つようになったそうです。彼女達はボランティアをしたことで、多くのことに対して考え方や感じ方が変わったようです。
 リ・スヘさんは、ボランティア活動をしたことで、自分が少しでも人のために協力していることを実感したことで自分に自信が付き、世界の見方が変わったと話してくれました。
 下平さんは、ボランティアをする以前は「ボランティアとはしてあげるともの」という考えでしたが、実際にしてみると「ボランティアさせてもらっている」という考え方に変わったそうです。
 ゴメスさんは、ボランティアに参加することで、人のために力を合わせている人達の一員になりたいと思いました。また、自分が当たり前だと思っていたこと(食事ができること、親に愛されることなど)が、当たり前の環境ではない地域、人達もいるのだと知り、以前より多くのことを大切にするようになったそうです。
 彼女達は、一人でも多くの人に貢献したいと、このような活動をしています。みなさんも自分の身近なところからでもボランティア活動などを始めて、人とのつながりを大事にし、共に大きく成長してほしいと思っています。