ODA情報センター「国際協力プラザ」が毎月発行している「国際協力新聞」に、ハビタット・ジャパンスタッフ中川が紹介されました。
中川は、外務省が2007年度より開始した「NGO長期スタディ・プログラム」を利用し、その第1回目の派遣者として、昨年10月よりハビタット・インターナショナルアジア太平洋地域オフィスの広報部にてインターンをしています。
中川のタイでの奮闘記は、「ハビタットスタッフによる各国便り」「新着情報」でも、随時ご紹介しています。どうぞ、ご覧ください。
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広報戦略のスキルアップのために
中川フェテレウォルク(特活)ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
このプログラムへの応募を同僚から勧められたのは、私の所属するハビタット・ジャパンでの活動がちょうど三年目に入った頃でした。団体の状況や問題点を包括的に捉えられるようになるのと比例するように、自身のスキルアップの必要性も強く感じていました。
低所得者向けの住居建築を行うハビタットですが、日本ではこれに参加するボランティアの派遣を主な活動としています。そのため通常のプログラム遂行業務に加え、日本社会に対して海外での活動意義や支援の必要性を訴えるスキルも必要とされていました。
そこで、研修のテーマを「国際NGOのアジア太平洋地域における広報戦略の研究」とし、帰国後に日本で実施できる広報・アドボカシー業務の提案を目標にしました。派遣先であるハビタット・ジャパンの上位団体、ハビタット・インターナショナルアジア太平洋地域オフィスの広報部は、管轄約30カ国における広報活動の包括的なサポートを行います。広い視野から自分たちを含む他アジア各国の活動を見つめることで、国際NGOの海外での活動を日本国内に紹介する新たなアプローチを模索します。
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(出典:「国際協力新聞」vol161より)
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