HabitatEkiden1.jpg12月5日の国際ボランティアデーを皮切りに開幕した「Habitat Young Leaders Build(HYLB) 2016」キャンペーン、ついに4月2日、閉幕を迎えます。5回目の開催となる今年度は、全16ヵ国、1地域の若者が主役となり、貧困問題、そして住居問題について声をあげ、思いを伝え、住居建築活動や地域でのボランティア活動など様々な行動を起こし、約100万人にのぼる若者の参加が見込まれています。
アジア全域では、最も多くの学生支部数を有し、海外建築ボランティア「Global Village(GV)」プログラムへの参加者の大半が若者であるハビタット・ジャパンには、各国の若者の前例となるような活動が期待されています。その思いもうけ、この4ヶ月近く、500名を越える若者が国内外でボランティアとして住まいの問題に取り組んできました。そして、迎えた3月21日(祝)、関東における閉幕イベントとして、学生支部主催によるチャリティーマラソン『Habitat EKIDEN(ハビタット駅伝)』が彩湖公園(埼玉県)で開催されました。
駅伝開催を企画したメンバーは、「駅伝は、男女、年齢、得手不得手なく、すべての人が参加できるスポーツ。駅伝をきっかけに、世界の貧困問題、そして貧困によりもたらされる住居問題を解消する手段として取り組むハビタットの活動を伝えたい、その思いから生まれたのが『Habitat EKIDEN』です。「走る」ということは唯一道具のいらないすべての人が参加できるスポーツ。人から人へと襷を繋ぐ、駅伝という競技が、世界の人と手をとりあうハビタットの活動を表現していると思います」と話します。
HabitatEkiden (7).jpg迎えた大会当日、朝方は小雨が降る寒空でしたが、日が昇ると太陽が顔をだし、澄み渡る青空に。少し暑いくらいの気持ちよい小春日和になりました。駅伝開催に込められた思いが伝わったのか、初開催にも関わらず、総勢300名もの方が集結する大会となりました。学生支部のメンバーをはじめ、元支部のメンバーであった社会人の方、関係者のご家族、その家族の職場の同僚、そして、スペシャルゲストとして参加くださった箱根駅伝のエース、青山学院大学の"小椋裕介"さん、そのファンの方など、学生支部の枠を越え、和やかな雰囲気の中、様々な人が繋がり、思いを伝え、走ることで世界と繋がる一日になりました。
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また、会場では"けんちん汁"の提供も。参加者のご家族が早朝から準備をお手伝いくださり、大好評。用意していた400杯が完売となる盛況ぶりでした。『Habitat EKIDEN』開催に向けた若者の思いが伝わり、行動にうつされ実現した本大会、ご参加いただいた方の参加費は、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現に向けて取り組むハビタットの活動にご寄付いただきました。
開催を応援くださった皆さま、ご参加くださった皆さま、主催者である学生支部の皆さん、ありがとうございました。