7月10日、ハビタット・ジャパンのスタッフが東京都立青山高等学校を訪問し、300名ほどの一年生を対象に国際協力に関するワークショップを実施しました。

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しぶやボランティアセンターと同校からの依頼を受けての開催となったこのワークショップは、今年で三回目。元気の溢れる高校生と交流できる貴重な機会です。ワークショップは、「奉仕の時間」1時限分を使い、ボランティア活動についてお話しするというものです。ハビタット・ジャパンは、国際ボランティアの取り組み・そして世界の問題を身近に感じる大切さについて紹介しました。

まずは、しぶやボランティアセンターのスタッフが、ボランティアとは何か、どのように参加できるか、などを説明。高齢者、子ども、障害者の方々のお手伝いを例に、ボランティア活動は気持ちと行動力があれば誰でも気軽に取り組めるものだと紹介しました。
 
rsz_dsc_0020.jpg続いて、ハビタット・ジャパンのスタッフがスピーカーとして登壇。ハビタットの活動の背景にある世界の貧困住居問題、そしてこの問題に対するハビタットの取り組み、またその一環であるボランティア活動について、写真を交え分かりやすく説明しました。世界各国における様々な活動、ボランティアと共に築き上げる自立支援の仕組みなど、トピックは多岐に渡りました。日常生活の中では中々触れる機会の少ない話題に触発された参加者は、一生懸命メモを取りながら聞き入っていました。

「高校生でも、身近な活動を通して国際問題に取り組むことができる」というメッセージを生徒の皆さんと共有できた、貴重な1時間でした。

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ハビタット・ジャパンでは、ユースプログラム(若者育成プログラム)の一環として、ハビタットの取り組みを題材にしたワークショップを実施しています。詳細はこちら(info@habitatjp.org)までお問い合わせください。